ゆう愛堂漢方薬局 の日記
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新年の風習
2017.01.04
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あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
皆さんお正月に食べ過ぎていませんか?お正月と言えばおせち料理です。 今回はおせち料理の言われについてです。 田作り(ごまめ)はその名の通り、五穀豊穣。 海老は腰が曲がるまでということで長寿。 数の子はにしんの卵で、たくさん卵が集まっているので、子孫繁栄 黒豆はまめに働けるように健康 伊達巻は巻物に似ているので、学力向上。 栗きんとんは漢字で書くと金団なので、金運向上。 などです。 また、おせち料理は正月の間、かまどの神様を休ませたり、正月は食料が手に入りにくいから作るという意味もあるようです。
また、お屠蘇も新年には飲みます。 お屠蘇はお正月に飲むお酒です。邪気を払い、無病長寿を祈り、心身ともに清めるという意味があります。 正式には「屠蘇散(とそさん)」といい、十種類近くの生薬を合わせたものです。この生薬を、日本酒やみりんに浸して、成分を抽出したものが「お屠蘇」です。昔は健康のために飲む薬という意味が強かったですが、今は生薬も風味程度しか使われず、縁起物となっています。